おいーも学長誕生ストーリー
- 2022/3/19
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初めまして。おいーも学長製作を手掛けさせて頂きましたさつまいも雑貨店の芋小町http://www.takuminotsubo.com/info2.htmlです。おいーも学長が出来上がるまでをお写真とともに書いていきます。
模型製作からスタート
ご依頼をいただきすぐに取り掛かったのがミニチュア模型作りです。
おいーも学長がどんな感じで仕上がったら可愛いか、まずは粘土でイメージをつかんでいきました。
骨組みを作るためのワイヤー
さて、本体の骨組み作りに欠かせないのがこちらのワイヤー(写真手前)です。
色つきのモール(写真後方)は手足の骨組み補助として使用します。
骨組み作りスタート
イメージが固まれば、いよいよ骨組み作りです。
おいーも学長が自立できるようにするために、先に紹介したワイヤーをねじりながら作り上げていきます。
骨組みに綿で肉付け
骨組みが完成したら次は綿で肉付けをしていきます。
肉付けの際には羊毛フェルト針(ピンク)を使って、ちくちく刺しながら毛と毛を絡み合わせて固定させていきます。
毛糸で固定する
ここまでくれば、第一段階の肉付けは完了!
カタチが崩れないように毛糸をしっかり巻き付けて固定します。
肉付けをもう一度
さらに2回目の肉付けを行います。
よりおいーも学長らしく、針を使ってぷっくり丸みをつけていきます。
博士帽製作
今度は、博士帽の製作。
おいーも学長に帽子を被せて全体のバランスを確認するためにここで一旦胴体部分をストップし、帽子を完成させていきます。
写真は帽子の中に入れる厚紙と黒い博士帽生地です。
縫っていく
中に四角くカットした厚紙を入れ、フェルトで縫っていきます。
博士帽完成
博士帽の完成です。
おいーも学長の身体製作
帽子が完成したので、もう一度おいーも学長の胴体製作にかかります。
羊毛フェルトと毛糸で学長の色味を作っていきます。
こちら(写真)は仕上げに使用します。
赤の羊毛フェルトで肉付け
こちらでよりぷっくりなるように肉付けしていきます。
帽子を被せて全体のバランスを確認
先程作り終えた帽子を被せて全体のバランスを確認します。
足の製作
胴体まで進んだら、足の製作です。
足は重みのある粘土で作り、自立できるようにしていきます。
足の形を整える
丸みのある形を心がけて、足の形を整えていきます。
乾燥
乾燥は約2週間。じっくり乾かしていきます。
最終肉付け
羊毛フェルトは先程も少し触れましたが、針でチクチクして作っていくと毛と毛が絡み合い段々と小さくなっていきます。最終肉付けではより膨らみを持たせていきます。
手足の黒い部分製作
手足の黒い箇所の製作工程です。骨組みが近い部分なので非常に難しく、またやりがいのある箇所でした。
おいーも学長の色味を近づける
ここで先に紹介した毛糸と羊毛フェルトを用いて最終仕上げに入ります。
繊細なさつまいもの色味をおいーも学長に取り入れて作ってみました。
おいーも学長に凹凸をつける
羊毛フェルト針で他の箇所よりもたくさん針を刺しながら凹ませていきます。
手の製作
手は丸みを意識して製作しています
全体の雰囲気確認と中間報告
ここで全体の雰囲気を確認し、中間報告としてご連絡させて頂きました。
さつまいも製作
おいーも学長が持っている大きなさつまいもを、羊毛フェルトで作っていきます。
学長にさつまいもを持たせる
お芋を持たせた時の全体のバランスを確認します。
もう少しさつまいもをおいーも学長の色味に近づけると統一感があっていいのかな、とこの段階では感じます。
博士帽にタッセルをつける
博士帽は、タッセルを付けて完成です!
足のレジンコーティング
足は太陽光や電気で照らされた時にツヤツヤ感を出したくてレジンで製作しています。
UVレジン機と太陽光で乾燥
塗り終えたあとはU Vレジン機と太陽光の自然乾燥で約3日間乾かします。
完成
おいーも学長の完成です。
目や口の表情もフェルトで製作しています。
羊毛フェルトで作ると優しい表情になるので、みんなに愛されるおいーも学長になってもらえたら嬉しいです。
製作:さつまいも雑貨店の芋小町
http://www.takuminotsubo.com/info2.html
製作過程の様子は、こちらからご覧いただけます!
●ぬいぐるみ製作動画(1)
https://youtu.be/ce1S4z2SNXM
●ぬいぐるみ製作動画(2)
https://youtu.be/Is81DKGieBI
●ぬいぐるみ製作動画(3)
https://youtu.be/XjqAc5SjRwA
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