いきなり団子とは?~その魅力をご紹介
- 2022/1/21
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さつまいものホクホクさを引き出しながら、もちもち感もプラスした『いきなり団子』。皆さんは口にしたことがありますか?
熊本名物でもあるいきなり団子は、1個でもずっしりとしていて食べ応え満点です。甘すぎず、ちょっと塩気もあるのでパクパクと食べられてしまうので、お土産にはもってこいの一品。
ちょっとインパクトのある名前ではありますが、今回はその由来や魅力に迫っていきたいと思います。
いきなり団子ってどんなお菓子?
さつまいもの栽培が盛んな阿蘇山の麓でよく食べられていたのが、いきなり団子です。輪切りにしたさつまいもと小麦粉を練った生地を、餡とともに包んで蒸した素朴でほっこりとする味わいです。
「いきなり」には熊本弁で手早く、すぐにという意味があり、収穫時期、農作業の合間に食べることができるように、さっと手早く作れることからそう呼ばれているのだとか。また、農作業の合間だけではなく、突然の来客であっても出すことができるくらい簡単という意味合いもあるそうです。
ホクホクのさつまいもと餡の組み合わせは、期待を裏切らないこと間違いなし。最近では、シンプルな組み合わせだけではなく、よもぎや紫芋を使って色とりどりにしたり、白餡にするなどバリエーションも豊かになっています。
いきなり団子を買うならココ!
いきなり団子を扱っているお店は熊本にたくさんありますが、その中でもいくつかチョイスしてご紹介します。
長寿庵
JR熊本駅からすぐの長寿庵は、産地として有名な大津市から仕入れたさつまいもと北海道産の小豆を使っていて、とても上品ないきなり団子に仕上がっています。お土産を買うにはもってこいの場所にあるので、食べたことがある人も多いのでは?
いきなり団子は蒸して作りますが、ここではさつまいもと餡をクロワッサン生地にして焼き上げている、焼きなり団子も販売しているので食べ比べてみ流のも面白いかもしれません。
肥後屋
素材や手作りにこだわった肥後屋のいきなり団子は、さつまいもの間に餡が入った三層構造なので、よりホクホク感を味わうことができます。
食べる前に電子レンジで温めたり、蒸し器で蒸すと出来立ての味をいただくことができます。購入したときには、ぜひ試してみてください。
華まる堂
定番だけではなく、豊富なバリエーションを楽しみたいなら華まる堂がおすすめです。冷しいきなり団子は、冷たくキンキンに冷やしていただく一品です。ホクホクではなく、シャリシャリとした食感のさつまいもは、いきなり団子の概念を取っ払ってくれることでしょう。
いかがでしたか。
オンライン販売も充実しているので、熊本までは行けないけれどいきなり団子を楽しみたい!という人は、お取り寄せしてみてくださいね。
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