せんばマルシェ6/22開催いたします!
- 2024/5/15
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地元の生産者のみなさまと地域のみなさまとの新たな交流の場「せんばマルシェ」
1922年12月1日、川越町と仙波村が新設合併して、現在の自治体「川越市」が誕生しました。
そう、川越市は仙波村(せんばむら)と合併してできたものだったのです。
この時の隣接自治体である南古谷村、古谷村、芳野村、山田村、田面沢村、大田村のほとんどはその後、1955年に川越市に編入合併され行政区域は広がりました。
「仙波」はかつて広大な範囲に広がっていたという認識は、上の年代の人にとっては共通していますが、今の世代にとって仙波は「仙波町」になるので、広地域という表現がいまいちピンとこないものかもしれません。
仙波はどのくらいの広さがあったのか?ここで面白い資料を紹介しましょう。今から100年近く前、1920年の埼玉県入間郡仙波村の行政区域を示す地図です。
「埼玉県入間郡仙波村 (11B0070028) | 歴史的行政区域データセットβ版」
http://geoshape.ex.nii.ac.jp/city/resource/11B0070028.html
この地図を見ると分かる通り100年前の仙波村は今の仙波町を含むことはもちろんのこと、現在隣接する菅原町・富士見町・南通町・岸町そして新宿町まで及び、さらに旭町(2、3丁目)、川越インター近くの広栄町まで広がっていたのです!九十川や不老川、久保川といった川が隣村との境界線になっていたことも分かります。時代が下り、現代の仙波は川越駅に近いことから住宅が増え近代化の発展を遂げていますが、全面的な再開発というより昔から続く伝統を大事にしながら新しい文化が流入し融合しているのが街の特徴で、さながら昔と今がモザイク模様のような様相になっています。
川越style「川越の仙波 仙波の水辺と歴史ある寺社を訪ねて」仙波の魅力を改めて知る | 「小江戸川越STYLE」 (ameblo.jp)
(「小江戸川越STYLE」代表の石川真さんの記事より抜粋引用させていただきました!)
「せんば」には大々的な観光地はなくとも川越の歴史に重要な役割を果たしてきたスポットが史跡として数多く残り、農業も祭りも盛んな地域です。祭りは川越まつりだけでなく、富士見浅間神社の「初山」のような地域の伝統行事も残っています。仙波の魅力をみなさまと共有するきっかけとして、地元生産者さんと地域のみなさんの交流の場として「せんばマルシェ」はスタートしました。
【せんばマルシェについて】
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